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東方神起ユンホ(ユノ)、今回はミュージカル『宮』に挑戦

「ユンホ(ユノ)をミュージカル『宮』にキャスティングした理由は、ミュージカル俳優として遜色ないダンスと歌の実力があるためです」

ミュージカル『宮』制作会社グループエイトのソン・ビョンジュン代表は、16日の制作発表会で「ユンホ(ユノ)はミュージカルに初めて出演するが、それだけのトキメキと期待感を感じさせてくれる」、「日本をはじめとするアジア全域で人気が高い彼をキャスティングできて嬉しい」と明らかにした。

『宮』は作家パク・ソヒ氏の同名漫画が原作となっている。大韓民国が立憲君主国という独特のファンタジー設定からスタートする。おてんばな女子高生シン・チェギョンが、皇太子イ・シンと政略結婚をして宮に入り巻き起こる物語。タレント、チュ・ジフンとユン・ウネ主演でドラマ(2006)も制作された。

国内外の活動を中断したグループ東方神起のメンバー、ユンホ(ユノ)がミュージカル『宮』の男性主人公、皇太子イ・シンを演じる。冷徹で無愛想な外見とは違って、内面は暖かい人物。自分のアイデンティティに激しく悩むキャラクターでもある。

ソン代表は「長期間の公演なので、ユンホ(ユノ)一人で演じることはできない」、「ミュージカル俳優としての経歴豊富なキム・ドンホと、オーディションの過程で発掘したランもイ・シン役にキャスティングした」と紹介した。ミュージカル『シングルス』などに出演したミュージカル俳優キム・ドンホと、グループOPPA出身の歌手ランがイ・シンを代わる代わる演じる。

ミュージカルが漫画の原作、またはドラマと違う点が気になる。ソン代表は「普通の女子高生が宮に皇太子妃として入り、体験する成長と苦悩を描いた」、「その中で最も主眼になる部分は愛の物語だ」と語った。ミュージカルの外形的な部分は「韓流総合セット形式で整える」、「ショーミュージカルなので、楽しくもあり多様な見どころをお見せしたい」と伝えた。「宮中舞踊とBボーイングなど、伝統的なものと現代的なものをよく混ぜ合わせる計画だ」

ミュージカル『ノートルダムのせむし男』『ヘアスプレー』などのキム・ジェソン演出家は、「ミュージカルであるが、韓国的な要素を見過ごすことはできない」、「劇序盤で宮の門が開くときや政略結婚式、皇帝即位式の場面などで、伝統的な雰囲気を感じることができる音楽を使う」と語った。「だからといっても静寂な部分を強調しない。楽しくて色彩豊かな状況をあちこちに配置する」

皇位継承順位2位でイ・シンの強力なライバル、イ・ユルは、ミュージカル俳優イ・チャンヒとチョン・ドンファが演じる。皇太子の元恋人で、劇に緊張感を吹き込むミン・ヒョリンには、グループ少女時代のスヨンの姉であるチェ・スジンと、グループ、ミルク出身の映画俳優ソヒョンが演じる。

ミュージカル『宮』は、ソウル国立中央博物館、劇場「龍」で9月8日に幕を上げる。10月24日まで公演する。