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ペ・ドゥナ、日本の主演女優賞3冠王に輝く『空気人形』
「映画自体は変わらないけれど、映画と私との関係は変化している。韓国の観客が映画を見て吸収したものを私がまた感じて、そのような気持ちで未来に向かいたい」

映画『空気人形』の広報活動で訪れた是枝裕和(48)監督が、25日ソウル杏堂洞CGV往十里店で開かれた試写会で、『空気人形』と映画を語った。是枝監督は「映画撮影後1年が過ぎた。封切りのために様々な国を旅したが、さらに多くの場所で人々を鑑賞して、もう一度新しく映画を感じたようだ」、「昨年の釜山国際映画祭で上映されたが、正式に封切られることになり嬉しい」と語った。

『空気人形』はある日突然感情を持つようになった実物大の空気人形のぞみ(ペ・ドゥナ・31)が、レンタルビデオ店の店員純一(ARATA・36)と恋に落ちて、徐々に人間になって行くというファンタジーメロー。

是枝監督は「ペ・ドゥナが今まで出演した映画『子猫をお願い』『フランダースの犬』など、すべての作品を鑑賞してみた」、「他の作品を見たが、感情を表現する方法が繊細で誇張がなく、感情表現がうまく優れた俳優だと思った」と称賛した。「いつかは一緒に仕事をしてみたいと思った。他の日本の監督も、キャスティングして一緒に仕事をしたいと希望しているだろう」 是枝監督は人間よりさらに人間的な空気人形のぞみを主人公に、華やかな都会で孤独に寂しく暮らしている現代人の姿を深く表現した。「映画の中でのぞみが様々な人間世界を経験するが、心を持つことになって喜び、悲しみ、苦しみなどを体験する。美しいファンタジーだけでなく、人間が持つ数多くの感情と広さを表現しようとした」と説明した。
また「ロボットや物が人間の心を捉える映画は多いが、中が空洞の空気人形が、他人に息を吹き込まれることによって人間との関係を結んでいくことが、人間と似ていると感じて空気人形を選択した」、「他人との関係があってこそ人形が成り立つ。それがロボットや物とは違って魅力的」と説明した。

また「韓国の俳優と台湾の撮影監督、3国の三角構図の共同作業だった。現場には常に通訳が必要で大変だったが、作業の結果方向性が同じであれば何も問題ないと考えた」、「ある程度、合作への自信が持てるようになった。機会があればぜひもう一度したい」と満足感を表わした。
「次にはペ・ドゥナを人間役にキャスティングしたい」と語り、「この前釜山国際映画祭でソン・ガンホとソル・ギョングと、短時間だけ話をしたがとても魅力的だった。機会があれば一緒に作業したい」という希望も表わした。

一方是枝監督は、2004年カンヌ映画祭で『誰も知らない』で歴代最年少の主演男優賞(柳楽優弥、当時14才)を排出した。2009年アジア映画賞最優秀監督賞を受賞した『歩いても歩いても』の演出者でもある。
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