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  『私の期限は49日』のチョン・イル、「スケジューラー(あの世からの使者)役がすごくしたかった」
49日間他人の体を借りて生きていくという独特な設定のドラマ『私の期限は49日』が日本でのDVD発売を前に、江南のカフェでインタビューを行った。

“あの世からの使者”という独特なキャラクターで帰ってきたイケメンチョン・イルは、このドラマで変わった自分の演技や生についての意味、また違った成長について語った。明るいキャラクターとはいうものの、スケジューラーというキャラクター自体が、生と死に対する深みのあるベースを持っている。ドラマ『私の期限は49日』を選択した特別な理由や動機があるのか?

「私がこのドラマをしようと決めた大きな理由は、第一にキャラクターに対する意欲でした。韓国でこんなキャラクターをドラマではあまり見ることが出来ませんが、そんな斬新さが良かったのと、今まであったキャラクターではなかったので多様な試みが出来て本当に良かったです。すっごくやりたかったんです(笑)。
 
   また作家や監督に対する信頼も大きな部分を占めました。私が一番先にキャスティングされたんですが、他の役に誰がキャスティングされるんだろうという期待もありました」

チョン・イルは今回の作品であの世からの使者という今までのイメージを“スケジューラー”という現代的で個性溢れるキャラクターに造りなおした。そのため本人やスタイリストの苦労は相当なものだっただろうと予想されるが・・。

「実際、あの世からの使者ということで私も冷たくて冷徹な人(キャラクター)だと思っていました。服も黒をメインに着なければならないと思っていたし・・・それで監督といろいろな話をしました。アイディアを出しましたが、これまで思っていたあの世からの使者とは違うイメージで、現代版“スケジューラー”として服も派手なものを着て、セリフのトーンもいろいろと練習しながら、はじける時にははじけ、冷徹な時には限りなく冷たい・・そんなキャラクターを作りました。ドラマが終わって視聴者の方々が“あの世からの使者”ではない“スケジューラー”として認識してくれることを願いましたが、その願いはある程度叶ったように思います。ツイートすると外国の方々が「スケジューラ〜!」と言ってくれてすごくうれしいです(笑)」

 
  
  続けて「スタイリストと服のために雑誌をはじめ本当に多くのものを見て研究しました。あの世からの使者というイメージのために黒服に限定される必要はないと思い、派手なスタイリングをしました。でも仕事をする時はあの世からの使者の感じを活かさなければならないのでスーツ系を着たりとかして区別させました。ドラマでスケジューラーが仕事をする時と遊ぶ時を見るとスタイルがすごく違うのもそんな意図からでした」

そうであれば記憶に残るスケジューラーの衣装はどんなものがあるか?

「スケジューラーの衣装は花道師コンセプトで、若干ハリウッド映画の『パイレーツ・オブ・カリビアン』に出るジョニー・デップの感じをそれとなく匂わせるようにしましたが、本当に変わっていたので記憶に残っています。赤のトレンチコートも強烈な感じなので記憶に残っていますし。日本の視聴者の皆さんもドラマをご覧になる時に覚えていて見てくれたらと思います」

 
   『私の期限は49日』の現場の雰囲気がとても良かったと語っていた彼。ご存知の通り韓国のドラマ撮影はいつも徹夜で余裕のないぎちぎちの日程。ドラマ『私の期限は49日』も環境自体はあまり他とは変わらないが、いつも励ましてくれる監督やプライベートでも食事をしながら親しくなった共演者たちのおかげでいつもより演技の息が楽に合ったという。実際にチョン・イルはデビュー以降、最も演技の息がよく合ったとして共演のイ・ヨウォンを挙げた。では彼女とのキスシーンはどうだったのだろうか?

「なにしろイ・ヨウォンさんとは会話もたくさんして、楽に演技したからかキスシーンだからといって緊張したりはしませんでした。特にそのシーンは感情的で非常に悲しいシーンだったので・・・最初台本をもらって読んだ時、すごく涙が出ました。デビュー以来そんな経験は初めてでした。それでどうすれば感情線を上手く活かしながらも暖かくきれいなキスシーンが描き出せるか苦労しました。ヨウォン姉さんはなにしろベテラン女優なので感情を上手く活かされたと思います。それで良いシーンが撮れたと思います」

スケジューラーという新しいイメージで多くの変化を試みただけあって、彼にとって『私の期限は49日』は格別なもののように見えた。では彼が挙げるベストシーンはどれだろうか?

「8話目のカフェシーンです。赤いトレンチコートを着てイギョンとぶつかるシーンが一番好きなシーンです。互いにいろんな感情がぶつかり、眼差しに様々なことが込もっていたという評価を頂けて良かったと思います。また19話目の別れのシーンも・・すごく胸が痛くなるように撮れて記憶にすごく残っています。日本のファンの皆さんがどのようにご覧になるか楽しみです。見て頂けますよね?」

『私の期限は49日』の重要なキーワードだった“涙3粒”をチョン・イルにも訊いた。どこで得ることが出来るかと・・彼の答えは意外にも簡単明瞭だった。

「ファンから得ることが出来るのではないでしょうか?(笑)」

『私の期限は49日』、彼にとってこのドラマはどんな意味として残ったのだろうか?

「ドラマを撮りながら次第に自分を振り返って見ている自分を発見しました。いろいろと生に対して考え、一生懸命、大事に一日一日を愛しながら生きていかなければと考えるきっかけになりました。今している仕事(演技)自体もとても大切なものに感じられました。視聴者の方々もそんな意味を考えながらご覧になって頂ければ、ドラマを撮った私としても非常にうれしいことですし、意味があったと思います」

ドラマ『私の期限は49日』が終わってからチョン・イルの歩み、そして彼の近況は?

「『49日』を終えてカナダ広報大使を務めることになり、カナダへ行ってきました。そして中国でもスケジュールがあって非常に忙しく過ごしてします。親友の(俳優)イ・ミンホさんとは会えなくなってかなり経つように思います。私の作品が終わる頃にミンホが『シティーハンター』のドラマに入って、私が他のスケジュールを終えて帰ってくればミンホがまた海外に行って(笑)、今年は一回も顔を見ていません。パク・シフさんは私と同じ大学の先輩後輩になりますが、前の所属事務所が同じなので以前から親交がありました。授業なんかを互いに相談したりしています。あっそうだ!時期作が決まって撮影しています。『イケメンラーメン屋』っていいます。キャラクターがよく合っていると思います。コミックメローなので楽しく撮影できそうで楽しみです。でも高校生の役なので肌が心配で(笑)、また肌のケアをしてもらっています〜(笑)」

2006年『静かな世界』でデビューし、『思い切りハイキック』『帰ってきた一枝梅』『お嬢さんをお願い』そして演劇『ビューティフル・サンデー』まで独自の歩みを見せているチョン・イルの2011年のドラマ『私の期限は49日』。ドラマの中の彼の演技と49日という時間は、視聴者に人間らしく生きていく方向を見せてくれたように思う。

私の期限は49日 DVD-BOX1&2<ノーカット完全版>
発売中
価格:各\19,950(税込)
Vol.1〜10 レンタル中
発売元:フジテレビジョン/ポニーキャニオン
販売元:ポニーキャニオン
(C)2011 SBS
DVD公式サイト http://49days.jp/

 
    
 
 
 
    
 


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