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  チャ・スンウォン「私はカメレオンのようになりたい」
総製作費200億ウォンを投入したスパイアクション『ATHENA‐アテナ‐』(以下『アテナ』)が、アップグレードしたアクションと映像で日本に上陸した。

ドラマ『アテナ』はチョン・ウソン、チャ・スンウォン、スエ、チェ・シウォン、イ・ジアなどの華やかな主演とキム・ミンジョン、ユ・ドングン、パク・チョルミンなど名脇役のすばらしい演技で韓国視聴者の注目を集めた作品。『IRIS‐アイリス‐』のNEXT STAGEを描いたドラマとして熱い関心を集めた『アテナ』が、DVDと日本プロモーションのためインタビューに応じた。

テロの背後に存在する「黒い勢力の影」であるソン・ヒョクの姿は、冷たくて冷静で背筋が寒くなりさえした。チャ・スンウォンが今まで見せたどのキャラクターより重く深く、セリフなしに流れる静寂なシーンは独歩的なカリスマ性が引き立った悲壮な叙事詩だった。
 
   スタイルに優れたアクションドラマなので、準備も多かったが負傷も相当多かったと聞いた。特に第1回で秘密要員ブラックを演じた格闘技選手秋山成勲氏との格闘シーンは、多くのアクションシーンの中で最高のシーンに挙げられ、映画でも見ることが難しい完ぺきなアクションだったという評を引き出したほどだった。
「銃を撃つのは以前訓練した部分でもあり、過去にもアクションシーンをたくさん演じたので特別準備はなかったです。その代わりドラマ『アテナ』で話題になった秋山成勲氏との格闘シーンはずいぶん準備をして、およそ3日ほど互いにケガをしないように呼吸を合わせました」

冷たくて、強く押しつける妥協をしない強い魅力の“ソン・ヒョク”を演じた感想は?

「ソン・ヒョクというキャラクターはとても冷たい人でしょう。しかし冷たいが心は暖かい人です。事件の序盤では事件が進行することに伴って少しずつ変化する人物だと考えましたが、終わってみるとソン・ヒョクほど一貫したキャラクターはなかったです。アクションシーンが多かったので、そんなシーンが記憶に残ると多くの方が考えますが、私はかえってソン・ヒョクの静寂なシーンが印象深かったです。一人で悩むとか、そんなシーンがはるかに演技が大変です。何かをするシーンは相手がいてやりとりするシーンを流れのとおりにすればよいですが、静寂な部分は無から有を創造するように、状況によって差別性がなければならないために難しかったです。それで現場で監督と多くの部分を相談して作りました」米国土安保部(DWS)の東アジア支部長というポジションと、チーム構成員のためにドラマで英語を駆使するシーンがたびたび登場した。
「記憶がとぎれとぎれです(ドラマが終わって1年ほどの時間が流れた後であり、インタビューは彼の他のドラマが終わった直後だった)。英語のセリフはとても負担でした。私自身も得意な方ではなかったのですが、視聴者の方々が温かく見てくださったようです。

ソン・ヒョクは悪役なのに、人々から愛された理由は何か? 悪役であるのに視聴者がたくさん共感する説得力がある演技を見せたからだろうが、本人が考える理由はあるか?

「ソン・ヒョクとヘインとのラブラインに説得力があったのでしょう。ジョンウとヘイン(スエ)のラブラインは女のためにあれほど無謀になれるのか…と思う反面、ソン・ヒョクはヘインをどのように守るのかという部分で、視聴者の共感と理解を得たものと考えます」
 
  
  今回の作品でチャ・スンウォンは重々しく落ち着いたテロリスト役で、衣装もほとんどがブラック系。彼が意図したことなのか?

「衣装は単調なほうが良いと考えました。それでブラックが多かったのではないかと思います。ソン・ヒョクというキャラクターは一貫して信念を貫くし…個人的には少し多様な側面があるキャラクターが好きです。先日終了した『最高の愛〜恋はドゥグンドゥグン〜』のトッコ・ジンのような人物は独特なキャラクターなので、俳優としてはそのようなキャラクターを演じきることにカタルシスを感じるのではないかと思います。」
ドラマ『アテナ』でチャ・スンウォンが描いたソン・ヒョクは、ヘイン(スエ)にとって強固な同志であり兄であり父のような存在でありながら、恋人である人物だった。
「印象深かったセリフはヘインを“私の心臓”と表現する部分です。相手に対する愛が比喩と隠喩で表現されているではないですか。個人的に直接的な設定や場面、セリフよりは“私の心臓”のような、そういうのが良いセリフでしょう。」
 
   チャ・スンウォンはインタビュー中“ソン・ヒョク”というキャラクターを演じる際共感することが最も大変な部分であり、セリフや動きを一つひとつ計算してテクニカルに演じたと打ち明けた。特にドラマ中盤でイ・ジアと演じた彼のベッドシーンは注目を浴びるのに必要な場面だったが、劇の流れにおいては多少突飛なシーンではなかったかという分析も出た。

次回作はどんなものになるか? どんな役に挑戦してみたいか?

「次の作品では史劇に出演してみたいです。人を殺したりとか重いものではなく、少し柔らかいヒューマン時代劇のようなものがあるでしょう。激動の時代劇とかでなければ最初から完全に『シン・シティ』のような映画に欲が出ます。武士のようなキャラクターのほか、何か以前のキャラクターをひっくり返すことができる面白いキャラクターを演じてみたいです」

コミカルな役からこのような真逆のキャラクターを拒否感なく大衆が吸収するということは、チャ・スンウォンという俳優が持つ演技のスペクトラムがそれだけ広くなったということを示唆してもいる。チャ・スンウォンの魅力、真剣とコミカルを自由に行き来する秘訣はあるか?

『アテナ』で重い役を演じたので次に『最高の愛』というキャラクターを選択した大きな理由です。そしてそのような作品の中で俳優チャ・スンウォンがさらに成長して行くことを感じます。事実『アテナ』は今までこのようなジャンルがなかったために挑戦の意味が大きかったですが、難しいキャラクターでした。今後も様々な色を出すキャラクターに挑戦したいです」

彼はドラマ『アテナ』で見せるアクションシーンの一つひとつが非常に創意的だった。韓国ドラマに期待する一面も語った。
「『アテナ』は過渡期的な作品でした。ジャンル自体が今後さらに発展することができ、韓国では初めて挑んだこととしてはとても良かったし、良い評価を受けました。今後この延長線上で韓国ドラマは一段と発展するでしょう。この延長線上で技術的な側面はすでに完成を遂げたので、一人でも多く素晴らしい作家が増えてくれればというのが私の願いです。アメリカドラマが愛される理由は確かなストーリーではないでしょうか。韓国ドラマもこれからはそのような側面からの補強をたくさんできたら良いでしょう」

「ATHENA−アテナ−」DVD-SET1 12月16日発売、DVD-SET2 2012年2月3日発売
各巻¥19,950(税込) 発売・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
テレビ東京 にて毎週水・木曜 昼12時30分〜放送中
(C)2010・2011 TAEWON ENTERTAINMENT. All rights reserved.

「ATHENA-アテナ-」のライブステージ決定!(1/7(土)東京・1/9(月祝)大阪)
詳細は、DVD公式サイトまで:http://www.kandera.jp/sp/athena/
 
    
 
 
 
    
 


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投稿者:yuma  投稿日:2011-12-17 14:43:54  [修正]  [削除]
チャ・スンウォンとても地味な俳優さんですがこの、まじめで怖そうなイメージに「シティホール」を見てはまりました。
すらりと背が高くカッコいい!
アテナ期待します。
     

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